中央アジアにあるカザフスタンの宇宙基地から、ロシアの通信衛星を積んだロケットが打ち上げられましたが、エンジンに異常が起きて空中で炎上し墜落しました。 ロシア宇宙庁によりますと、このロケットは、ロシアの通信衛星「グロナスM」3基を積んだ「プロトンM」です。 2日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられましたが、17秒後にエンジンに異常が起きて燃料に引火し、空中で炎上して墜落しました。 墜落現場は、人が住んでいる地域からおよそ60キロ離れていますが、ロケットには有毒な燃料が大量に積まれていたため、現地の非常事態省は、現場周辺を封鎖して大気や土壌への影響を調べています。 ロシアは、3年前にも今回と同じように通信衛星「グロナスM」3基を積んだロケットを、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げましたが、軌道に乗らず太平洋に落下し、失敗しています。また、ほかにも、宇宙ステーションに