サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)がスペイン1部リーグ監督時代の八百長疑惑で起訴される見通しと報じられ、日本サッカー協会の霜田正浩技術委員長は29日、「いまいろいろな情報を集めている。どう対応するかも含めて調査中」と話した。 スペイン紙マルカ(電子版)が28日に報じた。それによると、疑われているのは、2011年5月のスペイン1部リーグ最終節レバンテ―サラゴサ戦。サラゴサが2―1で勝って残留を決めた試合で不正があったとされる。スペインの検察の調べでは、試合前にサラゴサ元会長からサラゴサを率いていたアギーレ監督や数人のサラゴサ選手の口座にお金が振り込まれたことが明らかになっている。 同紙によると、サラゴサの元会長ら幹部、アギーレ監督、選手ら35人以上が、12月1日か2日に起訴される見通しという。アギーレ監督は必要に応じて出頭し、事情聴取を受けなければならないという。