富山市の森雅志市長が小型無人機「ドローン」を2機所有していることを富山県警関係者に知らせたところ、富山西署員が訪れて実物を確認し、使用方法などを尋ねられていた。28日の定例記者会見で森市長が明らかにし、「しらみつぶしに調査されると予想したので、自分から情報を提供した」と苦笑いした。 森市長によると、首相官邸屋上にドローンを飛ばしたとされる容疑者が出頭する前日の23日、市市民生活部に県警から出向している職員に、「ファントム2を2機持っている」と告げた。 25日、「見せてください」と同署から連絡があり、署員2人を市内の保管施設へ案内。購入の経緯やどんな飛ばし方をしているのか説明した。同機から撮影した映像なども見せたという。 昨年から趣味で飛ばしているといい、「(事件のように)離れて見えない所までは危なくて飛ばせない」と話した。