1997年4月12日 WOWOW
20 février 201223:19 カテゴリ殿堂入り日本映画日本映画(京都文化博物館) 『キッズ・リターン』にしかない本物の青春 このブログ開始から9ヶ月。200本近い映画を観てきて、うち殿堂入りさせた映画は、先だって鑑賞した『キッズ・リターン』も含め7本。殿堂入り映画は、どれもこれもが途轍もないものばかり。1回のレビューでは語りきれないし、何度も語りたくなるのだ。『キッズ・リターン』もご他聞に漏れずで、またウダウダと語ってみる。 2月20日現在の時点で、『キッズ・リターン』を超える高評価をつけたのは、『ライトスタッフ』と『羅生門』だが、個人的な思い入れでは、『キッズ・リターン』がピカイチ。それはそうだ。私は宇宙飛行士候補でもなけりゃ、荒み切った平安京で追い剥ぎしてもいない。その点、『キッズ・リターン』は、もうどうしようもなく自分史である。私にとっては、あれこそ高校時代の自分。正に実
写真家ラリー・クラークが監督した映画『KIDS』と北野武監督の新作『キッズ・リターン』は、映像から浮かび上がるキッズの存在、それぞれの作家のキッズへの眼差しというものが、どこまでも対照的である。 その違いは、キッズであることのリアリティについて考える手がかりを与えてくれる。 『KIDS』は、ニューヨークの街角にたむろするキッズの24時間を、テリーという少年とその親友キャスパー、そしてジェニーという少女を軸として描きだしていく。物語は、テリーがベッドの上である少女を言葉巧みに口説き落とし処女をいただくところから始まる。 彼は処女をものにすることばかり考えているのだ。そんなテリーと相棒キャスパーは街をうろつき、喉が渇けばコンビニで万引きし、親の金をくすねてキッズが群れる公園でマリファナをやり、気に入らない奴がいれば寄ってたかっていためつけ、 そしてまた女の子を漁りにいく。 一方ジェニーは、女の
おすすめレビュー「おおかみこどもの雨と雪」「ムーンライズ・キングダム」ほか ニコニコチャンネルでの配信が決定している 「 アルゴ 」 の、無期限視聴プランの3/6(水) 0:00~の 先行販売 が決定 !!! ※都度課金は3/13(水) 0:00~販売です。 ニコニコチャンネル「 死ぬまでに観たい15の映画 」特集内で は 名作レビュー を募集中! 今日も、みなさんから届いた記事をご紹介させていただきます! ★このほかの おすすめレビュー は こちら から見ることができます ★ ★ すべて のレビュー記事は こちら から見ることができます★ 「 ムーンライズ・キングダム 」 著者:42 温かで、穏やかな余韻に浸れる作品。 映像は暗さ漂うファンタジックな雰囲気、物語は全くファンタジー要素0! と語る42さん。 穏やかな余韻が残る映画…このレビューを読んで、ますます観たくなりました…! 「 お
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