またもやテニスの王子様の話。 先日から「『風林火陰山雷』の相剋関係を考える遊び」をやっているが(http://d.hatena.ne.jp/rindoh-r/20080817/p1)、この遊びは本当によく出来てるな。「技には互いに強弱関係がある」というルールの提示、その中で「『風』は『火』に強い」の一箇所だけは作中で明記して固定、その状態で残りの箇所の穴埋めをせよ、ただし『山』については技の正体自体も不明、という。 『山』は不明である故に、プレイヤー(「『風林火陰山雷』の相剋関係を考える遊び」のプレイヤー)各々の想像力・こじつけ力をいくらでも引き受けてくれる。要するに、穴埋め問題を解く上で、一枚だけワイルドカードを使って良い、という状態なのだ。厳しめのルールで全体を縛った上で、一部分だけバーリ・トゥードを許すという。バランスの取れた名作ゲーと言えよう。 ……とまで考えたところで、このバラン