プロローグ 大学1年生のとき、部活の先輩に初めて連れて行ってもらった合コンで、僕は一言も話すことができなかった。 軽快に場を盛り上げる先輩を横目で見て、一言も気の利いたことが言えない自分を恥じて、苦いビールを流し込んだ。 先輩に死ぬほど飲まされて、気付いたら自宅のベッドで目覚めた。 電話帳には何一つ記録が残らず、苦い胃酸を飲み込んだ記憶だけが残った。 このとき、僕は誓ったのだ。 必ず、トークで盛り上げられる人間になろうと。 このような情けない真似は二度とするまいと。 あれから10年の歳月が流れ、僕は人並みに話ができるようになった。 ここに至るまでの道のりは、決して平坦なものではなかった。 何百回と合コンをこなし、そのほとんどで幹事をした。 場を盛り上げる使命を自分に課し、そこでパーティートークを学んだ。 集団の中で乗り切れない人をいち早く見つけ、話しやすく適切な話題を振る。 幹事を続ける中
なんにも知らない人がこういうことを言う(ロマン氏の連載↓) 吉田光雄@WORLDJAPAN北条かやとは何なのか:ロマン優光連載55 https://t.co/rDe5kkMp6Y 2016/04/17 01:58:37上記記事を読めば、「私のことを嫌いな理由」がハッキリして嬉しい人がたくさんいるだろう。ただ一部、私にも言わせてほしいところはある。本文中の、以下引用部分だ。 北条氏本人が望んで(※引用者注:こじらせ女子の)代表になろうとしたわけでも、代表として定義付けしたかったわけでもなく、編集者の要望やイベントでの要望に近視眼的に応えただけなのだろうが、物を書く人間としてそのことの意味を考えずに乗っかることは物書きとしての資質に疑問を抱かざるを得ない。クライアントの要望に応えるというのは職業意識の高さの表れかもしれないが、そういう要請されるがままに乗っかってしまうだけの応え方はタレントのや
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