ジブリで宮崎駿監督の出待ちをしちゃうほど映画大好きな村本大輔と、映画に関しては素人同然の中川パラダイスが、あらゆる角度からブッ飛んだ視点で映画トーク。今回は、哀しくておかしい、ディープな芸人の世界に2人も感服! 又吉直樹(ピース)の芥川賞受賞作を、大先輩の板尾創路が映画化した『火花』をななめ見しちゃいます!(取材・文:シネマトゥデイ編集部・入倉功一) ADVERTISEMENT ■オオカミでいるか犬になり下がるか 売れない、苦しい、でも芸人が最も芸人らしかった日々を描く。 中川:先に(Netflixの)ドラマ版を観てたんやけど、映画版もめっちゃよかったわ! 村本:世間が思ってる芸人って、ほとんどが“テレビタレント”なのよ。自分は芸人だって、言うたらウソをついている奴ら。でもその下には、ホンマにディープなやつらがいっぱいいる。この映画はそんな、“ウソ”をつく前の芸人が描かれてた! 中川:芸人