殺されなければ殺さないよな 秋葉原で歩行者天国に車で突っ込みナイフを振り回した男の話をしていた時に友人が言っていた言葉だ 加害者の加藤なんたら、名前は忘れたが彼は静岡の工場で働きながら孤独にふしてリア充と呼ばれる人たちへの憧憬とも妬みとも取れる文章を携帯からブログに書き込んでいた 被害者も加害者遺族も被害者遺族もそして犯人もとても凄惨な事件だった 犯人の手記や弟の話などがネットには様々な形で残っている、犯人本人も獄中で後悔と自責の念を記した著書を残している 僕はそれらを興味本位で読み漁ったことがある。そのなかには幼少のころから両親から多大な過重教育とも言える抑圧をうけていたことが読み取れる、学校の作文は母親に添削され自分が書いた文章を殺され先生ウケの良い文章に直されそこまで成績が良くもなかったのに受験勉強をがむしゃらにやり県の進学校に通っていたことなどなど 根源から見ていくと彼はまさに友人