2012年から中近東、アフリカ、北大西洋、中央アジアと旅してきたプロスキーヤー・児玉 毅(こだまたけし)さんと、カメラマンのサトウケイさん。「地球を滑る旅」と題して、児玉さんの好奇心のままに旅を重ねてきた彼らに、大きな難関が立ちはだかります。絶対におろそかにはできない出来事を真正面から受け止めつつも、スキーヤー&フォトグラファーとしてのプロジェクトも遂行したい。その想いの先にあったのは、まさに地球を股にかけたドッタバタの数週間でした。話は、2017年へと遡ります。 今回滑りに行った国 地名:ロシア連邦 面積:約1707万㎢(世界一 日本の約45倍) 人口:約14680万人(日本の約1.16倍) 通貨:ロシア・ルーブル(1ロシア・ルーブル≒1.71円) 公用語:ロシア語 家庭の都合を乗り越えて ここ数年、3月から4月にかけては「地球を滑る旅」に出ていた。この時期は、スキー・スノーボードを生業
東京から南へ1000キロに位置する小笠原。都道府県で区別すればここも東京都なのだけれど、定期便は船しかない小笠原は、日本で東京からもっとも「遠い」ところと言っていい。その船も6日に1便で24時間も要する。 第二次世界大戦の後にはアメリカの統治下になった小笠原。今年6月に日本に復帰して50年を迎えた。この50年を祝うイベントのひとつが「OGASAWARA MUSIC FESTIVAL」だ。父島では10月27日と28日、母島では10月28日に開催される。一昨年と去年に「小笠原アイランドジャズ」というタイトルで開催されたフェスが、今年はバージョンアップする。 「返還50周年記念イベントの一環として、音楽で50周年を祝います。返還後の50年の歴史のなかで、島内におけるバンド活動やライブイベントは充実し、小笠原アイランドジャズのような大きなイベントも開催されるまでになりました。今後の小笠原の音楽シー
わたしが山に出かける際にいつも持ち歩いているのがオリンパス、Toughシリーズのカメラ「「TG-5」」。 約250gと多少の重さはあるものの、ザックのウェストベルトのポケットにも入るくらいの大きさで持ち運びにも邪魔になる事はありません。 TGシリーズを使いはじめたのは2013年ころからでした。 ヒマラヤの山に遠征に行くときに手にしたのがきっかけ。現地では、砂埃の舞うトレッキング、標高が高く、気温が低くなる雪山、そしてそこでは手袋をしたままでの操作。という悪条件をクリアしてくれそうだったのがこのカメラだったのです。 それ以来、出かけるときにはいつも持ち歩いて使い続けています。昨年(2017年)登頂したネパールのマナスル峰(8163m)でも問題なく撮影できました! マナスル山頂より下山時に見ることができた、これぞ影マナスル!? ほかのカメラを同時に使っていた時期もありますが、私にとってはTGシ
国内外のロングトレイルやウィルダネスを 釣り竿を肩に歩くことおよそ9000km。 遅れて来たビートニク、長沼"GNU"商史さんが 今夏訪れたのは北海道の最奥地の日高と知床。 マスをめぐる冒険の前編です! どうも、ヌーです。 町を歩く薄着の女子が減ってきたなぁ…… どうせオッサンだから、もう関係ないけどそういうの…… と諸々の寂しさ感じる冬の前。 ということでね去年に続いて今年も夏に北海道の日高山脈で遊んできたのでそのあたりの話を。 2017年の話、俺ははじめて日高山脈に突入した。 無謀にも幾つもの山を稜線で繋いで歩けたらな~、なんて思っていたんだけど、結果から言うと撤退、敗退、お腹痛い♪ アーハンっ♪ 水場の無さをなめてた、藪の濃さをなめてた、自然の濃さをなめてた、真夏の外仕事で溜まってた疲れをなめてた……。 疲れの溜まった体は入る前から山に圧倒されてたし、仲間のハイカーがアメリカで亡くな
Akimama読者のみなさま、「Aladdin(アラジン)」をご存知だろうか。80年以上愛され続けている開放式石油ストーブ「アラジン ブルーフレーム ヒーター」や、短時間かつ高温で最高のトーストをうみだす「アラジン グラファイト グリル&トースター」などを販売するブランドだ。 そんなAladdinから、「Sengoku Aladdin(センゴク アラジン)」という、伝統的なAladdinでは挑戦できなかった斬新なデザインや、ポップな色調にチャレンジする商品を展開していくブランドが、8月某日に「アラジン新商品&新ブランド発表会」で披露された。 Sengoku Aladdinでは10月15日(月)より、第一弾商品として「ポータブルガスシリーズ」3モデルが販売される。持ち運びが可能なストーブと、ホットプレートが2種だ。これらは、家庭用カセットコンロなどに使うガスボンベを燃料とすることで、高火力と
アメリカのスーパーでは、果物や野菜だけではなく、パスタやナッツなども量り売りしている店が少なくない。左は店から家での保存袋として使えるバッグ。右はリサイクルされたポリエステルを使ったオリジナル(¥864)。 11年前の2007年。アメリカ西海岸のサンフランシスコで、ビニール製のレジ袋の使用が禁止になった。その波は、ロスアンゼルス、ポートランド、東海岸のボストン、ハワイのホノルルなどアメリカ国内で広がっている。 ゴミ処理場に集められた大量の使い捨てビニール袋に衝撃を受けたオーナーのアンディ・ケラーさんが、その帰り道で立ち寄ったリサイクルショップでミシンを購入し、2005年に創業されたのがチコバッグ(Chico Bag )。同社は使い捨てのビニールバッグを減らすことをミッションにしている。 チコバッグのホームタウンは、カリフォルニアのチコタウン。同じく、環境意識の高い、ステンレスボトルのブラン
俳優の菅田将暉さんと女優の中条あやみさんが、アカペラを歌いながら車を飛ばすトヨタ・カローラスポーツのCM。映しだされた山のドライブウェイに注目した人も多いのでは? あの道があるのは四国の山奥、標高はなんと1,100~1,700m。石鎚山(1,982m:西日本最高峰で日本百名山)へと連なる峰々を縫っていく、約27㎞にわたる天空の道路であります。 車を駐車すれば、徒歩15分ぐらいで1700m峰へ。奥のピークは東黒森(1,735m)。 正式名称は町道瓶ヶ森(かめがもり)線で、通称はなぜか「UFOライン」。雄峰ライン→ゆうほうライン→UFOラインという流れらしい(ちょっとダサい?)。車や自転車で走るだけでも爽快ですが、少し歩けば四国の背骨の峰々に登頂できるなど、登山初心者にもかなり魅力的な道路です。 日本三百名山の瓶ヶ森(1,896m)へのアクセス良好(徒歩約60分)なUFOライン。瓶ヶ森登山口駐
謎マスクと出会ったのは、台湾の街角だった。 場所は「海人興海 潜水訓練中心」。台北のはずれにあるダイビングショップである。フリーダイビングや魚突き向けの道具を幅広く扱っており、日本では流通していないメーカーのものもあって楽しい店だ。 台湾に出かけるたびにのぞいていたが、あるとき、見かけないブランドのマスクを棚にみつけた。名前は「TOPIS」。まるで知らない名前だが、モノはよくできている。 フレームレス(レンズを支えるフレームとスカートが一体となった構造)で内容積はごく小さい。レンズ面が目に近いため、2眼だが1眼なみの視界がある。スカート(顔に接するシリコン部分)は柔らかく、軽く吸っただけで顔にぴたりと張り付く。鼻の下のゆとりも十分だ。 素潜り用のマスクは、レンズにまつ毛が擦れるほど、レンズが目に近いものがいい。たとえレンズが小さくても、レンズ面が目に近ければ視界は広くなり、マスク内部の内容
2018年7月29日10:50現在、今なお西に進路を取り、西日本への影響が懸念される台風12号。それは、新潟県苗場スキー場で開催中のフジロックフェスティバル2018の開催にも影響を及ぼすこととなった。なかでもキャンプエリアには、ライブを楽しみにする15000人ものキャンパーが宿泊し、台風による雨と風は、奇しくも1997年、富士天神山で行なわれた伝説のフジロックフェスティバルの第1回目を想起させた。初めてのフジロックフェスティバルは、台風によって開催が途中で中止となり、その時の様子は、今なお多くのファンに語り継がれている。そんななか、今年は、富士天神山から開催場所を苗場に移し、ちょうど20年目にもあたり、ノーベル賞を受賞したボブディランの出演など、開催前から話題となっていたところでもあった。そういう意味でも、今回の催行の判断には、内外からの注目が集まっていた。 アキママでは、そんな注目のフジ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く