以前の日本は、ある程度強制的に全員同じ教育をすることで、スキルもある程度横並びだった。 最近はYouTubeやネット、書籍などで独学できる環境が整ったので、学びたい人はどんどん学んで優秀になる。 それ自体は一見良いことなのだが、問題は学ばない人・努力しない人との差がどんどん広がっていくということだ。 努力しない人も普通に生きていけるのが「多様性社会」なのでは?というような内容だった。 マイケル・サンデルの近著も、これに近い問題の指摘がある。 成功した人は、そうでない人を「努力が足りない」と語りがちだ。 だが、そもそも生まれた家庭環境等によって努力にアクセスできないケースもある。 それを考慮しないのはおかしい、という話だ。 優れた学びを得るには経済的余裕も必要だし、親の考え方にも影響される。 どの方向で努力したらいいのかすらわからない、という状態になることも十分考えられるだろう。 でも、この
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