富士通マーケティング(FJM)は2014年4月1日、細業種(様々な業種/業態の中堅中小企業)に向けたERPソフトのクラウドサービス「AZCLOUD SaaS」(写真1)を発表した。細業種向けに新開発したERPであり、4月に第一弾として食品業向けとビル設備点検業向けの2製品を販売する。販売目標は2製品を合わせて今後3年間で9000ユーザーID。今後3年間で20業種に拡大する予定。開発会社は、富士通システムズ・イースト(FEAST)。 AZCLOUD SaaSは、細業種向けに開発した、SaaS型のERPソフトである。カスタマイズ開発を前提としないSaaS型で提供することにより、短納期/低価格で導入/管理できるようにしている。「食品業向けは3~5カ月、設備点検業向けは1カ月程度で導入できる」(FJM)という。これに対して従来は、細業種においてはSaaS型のERPをそのまま使うことが難しく、パッケ
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