こんな時どうしたらいいの? 【体温と発熱】 1) 赤ちゃんの体温はだいたい37.0℃前後です。 (38度以上は明らかに病気と考えて良いですが、37.5~37.9度までの体温は病気の時もあれば、病気でない時もあります。) 2) 赤ちゃんは体温を調節する働きが未熟で、病気でなくても着せすぎ、暖めすぎ、水分不足などで簡単に熱を出します。機嫌の良い時に汗を拭きとって、熱を計り、平熱を知っておきましょう。(外気が高い時は熱も高め、外気が低いときは熱も低めになります。) 3) 赤ちゃんの体調の変化を知るには、発熱だけでなく、それに伴う症状や様子を良く観察しましょう。 4) 熱が低めで手足が冷たいときは、靴下か、おくるみなどで、保温しましょう。 ☆次の様な時は熱を計りましょう。 ・ 不機嫌 ・ ぐったりしている、元気がない ・ 吐く ・ ミルクの飲みが悪い 【発熱した赤ちゃんの看病について】 赤ちゃんは
先日、母親の血液を調べるだけで胎児の遺伝子診断が簡単にできる新しい技術が開発されたという論文を紹介しました。 母親の血清中にあるDNA断片で胎児のダウン症診断 そこのコメント欄で、簡単に診断がつくようになったら、ダウン症の胎児は堕胎されるのではないかという危惧を感じるということを述べましたが、24日付のBBCNewsの記事を読んでみると、少なくともイギリスでは人々の叡知を信頼しても大丈夫だという結果が出ていることを知り、浅はかな私の推測を大いに反省しております。 Down's births rise despite tests イギリスでは、ダウン症の出生前診断が始まった1989年には717人のダウン症児が誕生していたのだそうですが、それが2000年(? at the start of this decade)には、549人に減少して、堕胎が増えたことを示唆しています。ところが、最新の20
原因不明の誠実 全然理解できないことを、「わけ (理由) がわからない」というように、どんなことでも理由や原因がわからないと本当にわかったという気はしないものだ。病気の治療も、原因がはっきりしないまま始めると、見当違いなことをしてしまうことだってある。熱が上がったら熱さましをのめばいいのなら簡単だけれど、熱の原因は肺炎かもしれないし、髄膜炎かもしれない。そういうときに、ただ熱が下がったからといって安心していると、病気はどんどん悪化していくことになる。何事も表面だけを見ていては判断を誤る。だから医者はいろいろな検査をして原因をつきとめようとする。けれども、原因はいつもみつかるとは限らず、その一方で検査法はどんどん進歩しているから、あまりムキになって追求すると、これでもかというほど検査をすることになってしまう。原因が全然わからないというのも問題だけれど、こだわりすぎてもかえってよくないこともあ
次の週の月曜日になって、件の番組制作会社から電話があった。「水曜日の撮影の件はいかがでしょうか?」そうか、やはりそのつもりだったのね。返事をしなかった自分も悪いと思い、「わかりました。でも水曜は外来で、夜にならないと時間が空きません。それでよろしければ。」ということで、水曜の夜7時半に、私が中央線沿線のある駅の近くに借りているオフィスに来ていただいた。代表者のA氏、そして照明さんとカメラ係。スタッフは合計3人で皆若い。名刺をいただいた担当のA氏からしてまだ30歳代といった印象である。私のオフィスは狭く、ソファーをずらしてカメラの位置を決め、背景にラシャ紙のようなものを張って設定するのに少し時間がかかった。その間にA氏から「先生にこんな風におっしゃっていただきたいのですが・・・」と渡されたものを見ると、なるほど台本も大体出来ている。「子供はどうしてうんこが好きか」というテーマで、精神分析でい
結構引き伸ばしてきた「うつ病再考」であるが、やはりたいしたアイデアは浮かばなかった。「新型うつ病の本質に迫る」はやはり、竜頭蛇尾、羊頭狗肉であった。それは認める。しかしそんなに簡単に本質に迫れるものだろうか。新型うつ病で本を書いている人に悪いではないか。以下に述べるのはこの一連のテーマを終えるにあたってのまとめというよりは、感想、雑感である。 まず「新型うつ病」という言い方は正しくないだろう。というのはこのタイプのうつ病は、従来からあったからだ。従来「抑うつ神経症」と呼ばれたり、DSMでは「非定型」と呼ばれたものがこれに相当する。これについては、過去のブログ(シリーズ「怠け病」はあるのか? その7 12月14日)で記載したので、少し抜粋する(スペース稼ぎでは決してない)。 「うつには、メランコリー型と、非定型が分類されている。DSMの今のスタイルはDSM-Ⅲに始まるから、1980年以来、つ
突然だが結婚することにした。来月から彼女と暮らす。籍を入れるのは来月上旬の予定。身内で不幸が続いているので、当面、式やパーティーはやらず、来年あたり、不幸のホップステップジャンプが無事着地して落ち着いたら、ささやかなパーティーをやろうと彼女とは相談している。プロポーズの言葉は二人だけの秘密。当事者以外が聞いても面白いとは思えないし。「結婚するかい?」「ハイ、キミとなら」。ね?面白くない。面白くないと言われればそれはそれで腹が立つが。 いままで彼女との結婚を考えなかったかといえばウソだ。僕は、語感からすると矛盾しているようなことを述べているように聞こえるかもしれませんが、筋金入りのインポテンツ。そんな病気を抱えたまま、嫁をもらうわけにはいかない。もし彼女に触れたとき、反応しなかったら彼女が可哀想だろう?。だから僕が病気に打ち勝ったとき、それがいつになるかわからないけれど、そのとき彼女がまだ僕
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