Yammerだから、山の形をかたどった、その名もズバリ「やまーちゃん」──。ダジャレがそのまま、社内専用の「ゆるキャラ」になって、Yammerを盛り上げる(写真1)。今日は、そんな話をしよう。 組織の壁を乗り越えたい、部門間でナレッジを共有したい、組織風土を変えたい……。こうした思いから、社内SNSの導入に踏み切る企業が現れたのは、ここ数年のことである。それ以前にも、グループウエアやイントラネットが同様の目的で使われることはあったが、昨今はFacebookの流行もあって、社内でもSNSを運用しようという機運が徐々に高まってきていた。 だが、いざ取り組んでみると、普及させるのは意外に難しい。Facebookは個人で楽しむから広がるのであって、社内利用となった途端に、上下関係の煩わしさ(ソーシャルハラスメントを含む)や公私の境目の判断が結構難しく、ハードルが一気に高くなる。社員の書き込みが増え