読書に関するgorone89のブックマーク (7)

  • 『13歳からのアート思考』を読んでー「アート思考」で「自分だけの答え」を見つけよう! - ゴロネ読書退屈日記

    1 近頃体調が優れず、自宅の部屋に引き持っていた(ただの風邪でした、多分)。その間、何冊かを読んだが、その中で最も強く紹介したいのは、今年の2月にダイヤモンド社から出版された『13歳からのアート思考』である。 「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考 作者:末永 幸歩 発売日: 2020/02/20 メディア: 単行(ソフトカバー) あーーーーー、これはたまらなく面白かった!!! 面白過ぎて、読んでいる間は具合の悪さが吹っ飛んだし、半日で一気に読み終えてしまった。しょうがなく巣ごもり状態が続き、読書でもしようかなと思っている人は、是非これを読んでください!!!(べた褒め) 書を読み終えたとき、きっと「アート思考」の一端が身についている……はず! 2 書の筆者である末永幸歩さんは、東京学芸大学で個人研究員として美術教育の研究に励む一方、中学・高校の美術教師として教壇に立っ

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  • 王はメロスの鏡像であるという話ー『走れメロス』再々読のすすめ - ゴロネ読書退屈日記

    1 中学生と『走れメロス』を学ぶ季節がやってきた。2,3年に一度のペースで、このお仕事がやってくる。 僕はこの時期、自身のやる気を高ぶらせるため、太宰治の小説を手に取るようにしている。今年は、『お伽草子』を読んだ。 お伽草紙・新釈諸国噺 (岩波文庫) 作者:太宰 治 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2004/09/16 メディア: 文庫 ムカシ ムカシノオ話ヨ さらに、カラオケに一人で行き、『走れメロス』の朗読の練習をした(家でやると家族に迷惑だからね)。これは燃える。短文の連続、語句の反復、漢語の活用、助詞の省略などにより、リズム感と引き締まった響きがある。朗読が非常に心地よい。 今まで幾度も読んだ小説であるが、メロスが身体の疲労による諦めから復活し、親友セリヌンティウスの待つ刑場に疾走する場面では胸が熱くなり、ついマイクを強く握りしめ、声を張り上げ朗読してしまった。 「メロスは

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  • オーディオブックの衝撃 - ゴロネ読書退屈日記

    今年の目標の一つはを100冊読むことであったが、年末までにその目標を達成できないであろうことは明白であった。言い訳をするが、を読む余裕がないのだ。学生のころであれば、年間100冊くらいなら、なんなくクリアできたであろうが、自身の今の生活を顧みると、生来の遅読に加え、を読むための時間がちゃんと確保できていないのであった。 ◇平均的なゴロネの一日◇ 5:30〜  6:00 起床、出勤の準備 6:00〜  6:30 読書 6:30〜  7:30 通勤(自動車) 7:30〜19:30 仕事(休憩なし) 19:30〜20:30 帰宅 20:30〜21:00 夕飯 21:00〜21:30 風呂(子供2人を入れる) 21:30〜22:00 子供と遊ぶ(そして子供就寝) 22:00〜23:00 読書、就寝 平日の読書時間は大体1時間半くらい。仕事がもっと長引くことはあるし、仕事の疲れで読書ができなく

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  • 中国発SF小説『三体』が面白すぎる - ゴロネ読書退屈日記

    1 近頃、夜になると、ベランダに出て空を見上げている。夏の夜空に輝く幾千の星。デネブ、アルタイル、ベガを結んで、夏の大三角形を作ってみる。 夜空を眺めていると様々な想像に駆られる。子供のころの僕は、映画の『未知との遭遇』、『E.T.』、『スターウォーズ』、『メン・イン・ブラック』などの影響で、宇宙人の存在を固く信じていて、彼らとなんとか交信できないかと考えていた。この広大な宇宙の彼方に必ず、未知の文明、未知の感覚を持った知的生命体がいるはず……。 僕がこれほど宇宙人を求めているのだから、逆に言えば、僕を求めている宇宙人もどこかにいるはずである。地球人代表として、最初に宇宙人と親交を結ぶ人間は僕でありたい。ああ、宇宙はなんてロマンに満ちているんだ! 夜空を見上げ、この頃またそんな妄想に浸るようになったのは、SF小説『三体』を読んだことが原因であることに間違いない。 2 三体 作者: 劉慈欣,

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  • 2018年に読んだ心に残る30冊の本 - ゴロネ読書退屈日記

    2018年も隙間時間を見つけて、読書ライフを楽しめたかなと思います(相変わらず遅読だけど)。今年お世話になったの中から、30冊を紹介します。 ☆ 『悪霊』(ドストエフスキー) 悪霊〈上〉 (岩波文庫) 作者: ドストエーフスキイ,米川正夫 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1989/03/16 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含むブログ (5件) を見る 登場人物がそれぞれ魅力的。様々な登場人物の中で僕が最も魅力的に感じたのが、ピョートル・ステパノヴィチ・ヴェルホーヴェンスキーである。彼は、この物語の(おそらく)主人公であるスタヴローギンという人物を語る、狂言回しの役も担っている。 このピョートルは面白いほどよくしゃべる! ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。彼のこの雪崩のような言葉が、様々な出来事を大げさにし、事件へと発展させているのではないかと思えるほどだ。実際に彼の存在が

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  • トイレで『ソクラテスの弁明』 - ゴロネ読書退屈日記

    1 朝6時、トイレに閉じ込められた。 最近、うちのトイレの内側のドアノブが壊れ、外れている。 こんな感じ。 トイレから出るときはトイレ内に置いてあるドアノブをドアにはめ、ガチャリと回すと出られる。この朝、用を足したあと、トイレ内にあるはずのドアノブを持とうとしたが、探せど探せどドアノブがなかった。あれがないとトイレから出られない。 まず冷静さを保とうと思った。ドアノブをはめる場所を指でガチャガチャやってみたが、当然ドアは開かない。ドアノブはトイレの外にあるのだ。スマホも持ってきていないので助けの電話はできない。……閉じ込められた。 この場合、トイレのドアを開けるには、外から開けてもらうしかない。ドアをドンドンと叩き、「お〜い、開けて〜」とを呼んだ。早朝からなんと情けない図であろうか。いい大人になって。 はまだ寝室で息子と一緒に寝ている。起きてくるのは7時頃。寝室からトイレまで少し距離が

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  • 教職母の読書雑考②~読書へのモチベーション - とりあえず思いつく本を挙げておきます

    1 芸術やスポーツその他文化に没頭したり、人と打ち解けて付き合ったりできることは、モノやカネにかえられない精神的な豊かさだと思います。 読書もまた然り。 たった一度の人生で自分自身という人格を保ちながらも、いくつもの「他人」の人生を疑似体験できるとは、読書ってなんて物凄い贅沢なんだ!と感じるのです。 もともと子供の頃からは好きでしたし、今でこそこんな呑気なことを言えるオバサンになった私ですが、実は過去には、を読むことそのものが死活問題だった時期がありました。 2 私は幼少期から色々問題を抱えていて、けっこう落ちこぼれた子供でした。 高校時代も、しょっちゅう親が学校に呼び出されるようなティーンエイジャーだったのです(^^; そんな私ですから、進路決定の時には親に金銭的にも迷惑をかけられず、私立大学への進学は選択肢にありませんでした。 そこで授業料が安いという国が建てた大学へ進んだうえに、

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