対象愛(たいしょうあい)とは? 自体愛とは?→自己愛とは? の続きです。 「自体愛」(じたいあい)は、自分のことしか考えない幼少期の愛の発達段階、 「自己愛」(じこあい)は、青年期以降の自体愛にとらわれる「未熟な自己愛」と、他人のことも愛せる「成熟した自己愛」 と簡易的にまとめました。 「対象愛」とは、この「成熟した自己愛」以降のことです。 コフートはその対象愛を否定的に(他人のことだけしか愛する人間なんてありえない、必ず自分も愛する気持ちもあるはず)考えたため自己愛を2つに分けることで、自己愛の人でも成熟してれば「対象愛」があると言いました。 コフートの言葉を借りれば、 自分が愛されるためには、まず相手を愛す必要があります。 何もしてないのに愛されようとするのは未熟なのです。 最初は少し冷酷な言い方に聞こえるかもしれませんが、「他人を愛する」ということは、人によって大小の差があれど「自分