スマートフォンでの情報収集・意志決定をサポートするための手段として、快適なアプリの提供がますます重要になってきています。 今回の実践メモでは、弊社コンサルタントによる住宅情報アプリの利用調査から、アプリ設計時の3つのポイントをご紹介します。 ・ 利用が断続的である(1回の利用だけで完結しない) ・ 1回の利用時間が短い ・ 通信環境が不安定 という特徴があります。今回の住宅情報アプリの調査でも、行き帰りの電車内や会社の昼休憩などのちょっとした時間にアプリを使うという行動パターンが見られました。 アプリを設計する上では、ユーザのこのような利用状況を念頭に置く必要があります。 【ポイント1】前回の利用状況が復元できる 住宅情報の検討では、初回以降は「この前の続き」という心理でアプリを起動しています。ユーザにとって1回1回は独立した利用体験ではなく、「住宅を探す」という連続的な行為なのです。 こ