海外にならい、実験的にではあるものの日本でもライブでの画像・映像撮影OKの動きが広がりつつある。海外の事例を見ても明らかなように、ファンによる投稿素材の拡散性、ニュース性といったメリットが、デメリットを凌駕する実態があるようだ。撮影可に踏み切った2組に、メリットの中身、そして効果の大きさを聞いた。 倖田來未やU2が実施した360度観客撮影システム「FAN CAM」 携帯やスマートフォンのカメラが高機能になるにつれ、問題視されてきたライブの隠し撮り。だが、海外アーティストの大半がプロ機材でなければ撮影を解禁している流れに伴って、日本でも実験的に撮影可とする動きが加速しつつある。 年初に行われた初のホールコンサートで堂々撮影OKを謳って話題になった九州発のアイドルグループ、LinQもそのひとつ。話題づくりという側面もあるにはあったが、撮影可に伴う是非を一度きちんとあぶり出したかったこと、
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