iPhone 5と呼ばれるにしろ、別の名前で呼ばれるにしろ、次期iPhoneでは大型スクリーンが売りの1つになると予測されています。この大型スクリーンにはさまざまな利点が考えられますが、世間にはスマートフォンを「片目で見て、親指1本で操作する」という使い方しかしないユーザーも多いのです。果たして、縦方向に伸びたスマートフォンは使いやすい設計案なのでしょうか?米国のForbesが考察しています。 この問いに答えるには、考えるべきことが2点あります。まず「片目で見る」という点について。水平方向に対して垂直方向の比率が大きくなるほど、情報を視認するのに時間がかかります。ある調査によれば、水平方向の視界の長さが黄金比率に設定されたときに、最も見やすくなるとされています。この点から考えれば、縦方向に伸びたスクリーンはかえって逆効果と言えます。実際問題として、視点の移動距離が長すぎると、ユーザーの「見