新聞で、売り上げが5%/利益が30%下がるだろうという予測に対して、トヨタの社長は「社会の経済の潮目が変わり、一企業の努力の限界を超えた。」というようなことを言っていた。 鉛筆一本までもきちんと管理し、コストを切り詰めて、企業としての改善努力を極限まで行い、省けるものを最大限省き、真面目に事業に励むという日本的経営の現在の理想型が、世界の潮流から限界点に達したのだろうか。 一方、マイクロソフトやグーグルのような、資産が人材/アイディア/知的所有権/ブランドにあるような会社の時価総額が、こういった製造業を超えている。 才能や情熱や時代を読む目を持った人々が集まる組織では、勤務時間の20%前後を仕事以外に使えといったりしてる。クリエイティブである為には同じ事だけをしてはいけないと。こうした企業では、社会貢献や多様な価値観視点の自由さこそが財産だという事だ。 そこではデザイン感覚やシャープな創造