インテル8080にオーバーフローフラグが無い 2017年6月、35年ぶりにインテル8080マイクロプロセッサのアセンブラを書いています。 CP/Mシミュレータで懐かしのインテル8080アセンブラを使う 信号処理などでは、サチュレート(飽和)演算を使うことがあります。サチュレート演算とは、演算結果が上限を超えたら上限値に、下限を超えたら下限値にするものです。すなわち、オーバーフローを検出して演算結果を補正するわけです。 信号処理を得意とするDSP(Digital Signal Processor)では、命令セットにサチュレート演算があります。また、マルチメディア対応のSIMD(Single Instruction Multiple Data)命令にも、サチュレート演算命令があります。 しかし、1974年に登場したインテル8080マイクロプロセッサには、残念ながらサチュレート演算命令は存在しま
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