(このエントリーはフィクションです。実在の人物・団体とは何の関係もございません。) 「なんだかもう訳がわからないよ…。」 なんて言うべきなのだろうか。 私の目の前には男の遺体。…そして、血のついたナイフを持った少女があっけらかんとしたカオで立っている。 「待った!訳がわからないのは僕の方だ。私は逃げて警察に電話するべきなのか?」 明らかに混乱している。…私が。殺気だった空気が感じられないと言うのが余計に私に怖さを増幅される。 そんなことを知ってか知らずか、少女は私の方に近づいてくる。…そう、一歩一歩。 「この人が悪いんだよー。この人がぶつかってきたせいで、咥えてた朝ご飯を台無しにしちゃったんだよ!万死に値するでしょ!」 うわ…。この子、王道の恋愛フラグつぶしてる…。そんなこと考えている場合じゃないというのは当然理解しているつもりだ。…ただ、目の前の事項から逃避したかったと言う事だろうか。…
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