大手企業の採用面接が8月に解禁され就職活動が長期化したという指摘が出るなか、経団連は見直しを求める意見が多いことから、来年、採用面接の解禁を前倒しする方針を固め大学などとの調整を急ぐ方針です。 これについて経団連が主な加盟企業40社に調査したところ、「変更すべき」という意見が7割に上ったことが分かりました。 面接の解禁時期については、およそ半数の企業が6月1日、15%の企業が7月1日に前倒しすることが望ましいとしています。 こうした結果を受けて経団連は、今の大学3年生らが対象となる来年の採用活動では、面接の解禁時期を前倒しする方針を固めました。 具体的には、8月が卒業論文の作成時期と重なることなどを踏まえ、面接の解禁日を1か月から2か月前倒しする複数の案を示したうえで、企業や大学との調整を進めることにしています。 一方、会社説明会の解禁は、来年に向けた準備を始めている企業も多いことから、今