ネットワークの障害はネットワークを敷設している以上さけることが出来ない。したがって、ネットワーク管理者にはトラブルが発生してもその原因を特定できる「見極める力」が必要である。それには経験もそうだが、勘所をしっかりつかんでおくべきかと考える。そう言う意味も含め、ここでは俺が経験してきたことを事例としてあげ主観も含めて説明する。そんでもって、ネットワーク管理者のネットワーク障害の原因の特定に役立てて欲しい。 1.トラブル発生 ネットワークに何らかのトラブルが発生してパケット通信ができない状態になったとする。このとき管理者が最初にすべきことは、トラブルの発生個所の特定(当然)である。 それがわからなければ、対策を取ることはできないのは当たり前の事である(爆爆)。 トラブルの発生個所を特定するには“怪しいところ”を特定しなければならない。(図1)。 図1 怪しい個所の特定方法(可能性を示す)