もしもあなたが、何らかの斬新な発明を思いついたとします。あなたはその発明のアイデアを誰かに話し、それから自分の手で製造することにしたとします。しかし、あなたのアイデアを聞いた人があなたより先にその発明を作って「自分が考え付いた」と公言した場合、あなたの権利は失われてしまいます。このような事態を避けるために存在するのが「知的財産権」なのです。 知的財産権とは 知的財産権とは、人が考えて作ったものの知的価値を無形の財産とみなし、知的価値を守るための権利のことを言います。わかりやすく説明すれば「形になったアイデアを守るための権利」なのです。