MySQLでスロークエリログを記録する方法は、バージョンによって設定方法が異なったり、オプション名が変更されていたりと、意外と分かりづらいことが多いのでここでまとめておこうと思います。 いずれのバージョンでも、コンフィグファイル(Linuxでは my.cnf、Windowsでは my.ini)の mysqld セクションに設定を記述することになります。 MySQL5.0の場合 MySQL5.0の設定方法は簡単で、「log-slow-queries」にログを出力するファイル名を設定するだけです。 絶対パスによる指定も可能ですが、相対パスで指定した場合はデータディレクトリからの相対パスになります。 また、スロークエリとして記録されるクエリのしきい値、つまり何秒以上のクエリをスロークエリとしてログに記録するかはデフォルトで10秒以上となっています。 この値は「long_query_time」によ