Chihiroです。 今回は、Django 0.96以降から改善が進んでいるDjangoのURL逆引き機能に関して紹介したいと思います。この機能を上手く使うと、Djangoを使ったWeb開発において、URLの設計と維持にかかる手間を大幅に削減できます。 公式ドキュメントの日本語訳にもこの機能の説明はありますが、説明が分散していて全体像が見えにくいと思いますので、この機能を使わない場合の問題点を指摘し、次に使った場合、ルーティング、モデル、ビュー、テンプレートがそれぞれどのように書けるかを説明したいと思います。 なお、動作確認はSubversionから取得した開発版Django(rev.6447)を使用して行っています。 Django0.96以前のURL定義の問題点 Djangoの大きな特徴として、「自由なURL設計」がありますが、一方でモデル、テンプレート、ビュー、ルーティングにおいて冗長