WindowsのDocker(コンテナ)対応、正しく理解できていますか?:その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(69)(3/3 ページ)
WindowsのDocker(コンテナ)対応、正しく理解できていますか?:その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(69)(1/3 ページ) Windows Server 2016とWindows 10では「Docker」がサポートされます。一方、Docker社は「Docker for Windows」を提供しています。どちらも“Docker”ですが、両者は似て非なるもの。似たものがいろいろと出てきていますので、整理しておきましょう。 探しているのは、Windows上のDockerですか? Windows上のUbuntuですか? Windows Server 2016では新たに「Docker」がサポートされます。その一部は、Windows 10 Anniversary Update(バージョン1607)のProおよびEnterpriseエディションにも提供されます。 一
Anniversary Update(1607)が来てWindows 10でもHyper-Vコンテナーの機能が使える様になったので早速試してみました。 注意事項 本エントリは2016/08/05に公開後、2016/09/28に最新の情報に基づいて全面的に書き直しています。 2016/10/18 追記 Docker for Windows 1.12.2 Bata26以降で、Docker for Windowsにdockerd.exeが同梱される様になりました。 (現時点ではまだBeta Channelのみの配信ですが...) stknohg.hatenablog.jp Docker for Windowsとの併用を考えているのであればこちらをインストールしてしまう方が楽かもしれません。 以降の手順は、Docker for Windowsを使わない、Hyper-Vコンテナーの機能を単体で使う場
Windows Server 2016(およびWindows 10 Anniversary Update以降)では、Dockerのコンテナ技術を使った「Windowsコンテナ」機能が利用できるようになった。これはLinux+Dockerという組み合わせで広く使われているコンテナ型仮想化技術(以下「Linuxコンテナ」と呼ぶ)をベースにして、Windows OS上でも同じようなコンテナ機能を利用できるようにしたものである。 本TIPSでは、Windowsコンテナの概要や2種類のWindowsコンテナ、Linuxコンテナとの違いなどについてまとめておく。 ●Windowsコンテナとは? Dockerとは、もともとはLinux OSの持つコンテナ機能やリソースの管理機能などをベースに作られた、コンテナ型の仮想化技術である。PC全体を仮想化する仮想マシン技術と比べると、軽量・高速で、実行に必要なリ
本入門連載では、システム管理者やシステムエンジニアの方々を主な対象として、IT業界でよく使われる技術や概念、サービスなどの解説をコンパクトにまとめておく。 Dockerは、もともとはLinuxのコンテナ(Linux向けのプログラム)を実行するための環境であった。それをベースにして、Windowsアプリケーション(Win32やWin64、.NET Frameworkプログラムなど)の実行用環境として実装されたコンテナ技術が「Windowsコンテナ」機能である。これはWindows Server 2016(およびWindows 10 Anniversary Update以降)で利用可能となっている。 Windowsコンテナとは? Windowsコンテナは、Linuxコンテナの技術をWindows OSやAzure上などでも利用できるようにしたものである。ただしWindowsコンテナ中で動作する
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