レトルトカレーが一番人気だったので、「レトルトカレーをプレゼントするのがもっとも効果的である」と思うのではないでしょうか。 しかし、この情報だけでは「たまたま今回はレトルトカレーを選んだ人がちょっと多かっただけなんじゃないの?プレゼントなんてどれを配ろうと大差ないんじゃないの?」と考える人もいるかもしれません。 そこで「いや、たまたまとかじゃなくて、マジで全然違ったんだって!」という主張を裏付けるために役立つのがデータ分析です。 なお、「たまたまとかじゃなくてマジで違いがある」ことを専門的な言い方で「統計的に有意な差がある」といいます。 このケースにおける分析手法としては、3種類全体の母平均に差があるかどうかを調べる「分散分析(ANOVA:analysis of variance)」と、 もなかとチョコモナカ、もなかとレトルトカレー、といったようにそれぞれの組み合わせにおける差を比較する「