"ステイタス"なるものがあれば、どうやら人生というステージを豊かにしてくれるようです。 たった一年間、飛行機に多く乗り、クレジットカード1枚を持つだけで生涯"お得意様"として扱ってもらえるSFCやJGCはステイタスを強く印象付けてくれます。 が、今考えてみれば私が漠然と"ステイタス"っぽいものを初めて浮かべたのは、昔読んだ漫画『銭っ子』(水島新司)だったような気がします。 閉店後の証券会社の裏口に立つ乞食の少年(主人公)。 従業員は追い払おうとしますが、社長はにこやかに応接室へ迎え入れます。 当然のようにソファに座った少年は計100円にも満たない小銭をテーブルに出します。 社長は問います「次はどこを買いますか?」 実はこの乞食少年は、多くの上場企業の株式を持つ資産家だったのです。 何といっても主人公が口ずさむこのフレーズが強烈でしたね。 銭や!銭さえあったら何でもでける! 当時はステイタス