『私が子ども頃は自分ちの裏山にだって、ちょっと山に入れば何処にでも生えていたんですよね。でも、今は何処の山に行っても滅多に見ることができなくなって淋しいなぁ…と思っていたら、こんなに身近な場所に咲いていたなんて感激です♪』 植物園の入園者、特に年配の人が嬉しそうに話しながら健気に咲いているキンランやギンランを嬉しそうに見ている姿を見ると、お母(かあ)も幸せな気持ちになるんだってさ。確かに、お母(かあ)の実家(白石市三住)の裏山でもキンラン、ギンランだけじゃなく他のランの仲間(シュンランやエビネ)も、林に入ればどこでも見ることができたけど、今はなくなってしまったんだよね(T_T)。どうしてかなぁ~(・_・?) 一時期の山野草ブームで乱獲されたのもひとつだけど、一番の原因は山の手入れをしなくなったことで山が荒れて、野草が育つ環境も悪くなってしまったからなんだって。キンランやギンランは、昔人間が
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