平成23年5月12日 文部科学省 校庭等の空間線量率3.8μSv/hの学校の児童生徒等の生活パターンから推定 される児童生徒等が受ける実際の積算線量の試算について 1.概要 「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方」では、 (屋外3.8μSv/h×8時間+屋内1.52μSv/h×16時間)×365日 で20mSvとなることから、校庭の空間線量率3.8μSv/hを学校利用の境界値と 設定したが、これは、児童生徒等が校庭・園庭(以下、校庭という)に毎日8時間おり、 そこにある木造家屋に16時間ということで1年間居続ける場合に20mSvに達するこ とを意味するもので、実際には、児童生徒等がこのような生活パターンをとることは想定 されない。 すなわち、実際には、 ○ 校庭に比べて、周囲の空間線量率の方が低い ○ 学校開校日の児童生徒等の行動パターンは、屋外8時間・屋内16時