その低くうずくまった精悍なスタイリングを見て「めちゃくちゃスポーティになったじゃないか!」と驚く向きもあるだろう。実際、このデザインにはスポーツカー的な要素が数多く盛り込まれているが、それ以上に大切なことは、3代目に生まれ変わったコンチネンタル GTには、ダイナミックな走りを支える数々の最新テクノロジーが盛り込まれている点にある。 ボディを真横から見ていただくとわかるとおり、前輪の位置はこれまでより大きく前進し、フロントのオーバーハングを大胆に切り詰めている。そのレイアウトだけでもクルマをスポーティに見せる効果があるが、これはあくまでも結果論。実際にはエンジンの大部分をホイールベース内に取り込むことで重量バランスを改善し、より機敏なハンドリングを実現することが、その最大の目的であった。
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