先月に続き「月」の話をする。そもそもこの地球の衛星は、今から46億年前、太陽を中心に、その引力が及ぶ天体から成る太陽系が形成される中、出来たばかりの地球に火星と同サイズの天体が衝突、飛び散った破片が地球の軌道上を回転しつつ、合体して出来たという説(ジャイアント・インパクト説)が有力である。 ところで私達は空が晴れてさえいれば、毎月1回、年間12回の満月を見る事が出来る。時には先月のように皆既月食と天王星の食が同時に起きるという、数百年に一度のイベントもあり当然話題になる。 しかしマスコミや極一部のマニア並みに、高性能な機材を所持していれば撮影も可能だろうが、当方みたいにグリコのおまけ程度では、実際のところ天王星の影も形も確認すら出来ずに終わった。 さて、そこで今月の満月である。謳い文句はこれ、『火星が見頃 今日8日は今年最後の満月 月が火星に接近』。それだけでは判らない私のような者の為、ご