「クラスの子がしゃべっていると先生の声が聞きとれない」 小学3年の息子が教えてくれました。息子は国語と算数は支援学級、後は交流学級である普通学級で授業を受けています。 元々、特定の音を嫌がり耳ふさぎをしたり、耐えられなくなって外に飛び出すこともあった息子。聴覚過敏の傾向はあるだろうと思っていました。 聴覚過敏といっても人より多くの音が聞き取れるわけではありません。音に対する感じ方が違うのです。 人数の多い交流学級では多くの人の声の中から、先生の声だけを聞き取ることが出来ず、指示がわからなくて困っていると言うのです。 自閉症スペクトラムやADHDなど発達障害の特性として、聴覚や視覚、触覚、嗅覚、味覚などの感覚に大きく違いがある場合があります。おそらく感覚の違いは誰にでもあるものでしょうが、過敏もしくは鈍磨によって、日常生活に困難が出てしまうレベルの場合が多いのです。 感覚の違いというのは、生
![「先生の声が聞き取れない」 聴覚過敏とカクテルパーティー効果 - うちの子流~発達障害と生きる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/39116529ce3c3b0668b8052dde0a6b448ed684bd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fn%2Fnanaio%2F20160707%2F20160707120816.jpg)