著作権保護期間を今より20年延長すると「損」なのか「得」なのか――。 日本の著作権法では、著作権保護期間は著作者の死後50年だが、これを70年に延長しようという動きが権利者団体などから起きており、文化庁文化審議会著作権分科会の「過去の著作物の保護と利用に関する小委員会」でも延長の是非について議論が始まっている。 延長賛成派が挙げる理由は「欧米は70年だからそれに合わせるべき」「保護期間が延びれば創作意欲が高まって文化が発展する」「50年は、制定当時の平均寿命から決まったもの。寿命が延びた今は70年に延ばすべき」――などだ。 これに対して延長反対派は「保護期間が延びても現役世代の創作意欲は高まらない」「延長されればパブリックドメイン化するまでさらに20年待たなくてはならず、2次利用・2次創作を阻害して文化の発展にマイナス影響を与える」などと反論してきた。 延長賛成派・反対派はこれまで、シンポ
「逮捕は当然だ」。親族の1人として問題となった本の著者の草薙厚子さんから取材を受けた医師の長男の祖父(66)は14日夜、「非公開の調書を漏らした鑑定医の罪は大きい」と語気を強めた。 草薙さんの取材を受けたのは、出版が近づいていたことしになってからだという。「広汎性発達障害が事件を起こしたということを伝えたい」。そう言われて信頼した。 しかし、開いた本は「孫のプライバシーを踏みにじる」としか読めなかった。草薙さんが捜査資料を入手していたことも知らなかった。 出版後、中等少年院にいる孫には一度も会っていない。「草薙さんにも何らかの責任は取らせなければならない。表現の自由というが、人権をどう考えているのか。更生の気持ちが妨げられてしまうことが一番の心配だ」と話した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く