鳥取環境大学(鳥取市若葉台北1丁目)は4日、情報システム学科の教員が学生353人と非常勤講師15人の個人情報などが入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。 含まれているデータは、環境大の学生263人と、この教員が07年度に非常勤講師を務めた京都大学の学生90人の名前や学籍番号のほか、08年度に同学科で講義した非常勤講師15人の氏名、住所、メールアドレスなど。環境大生63人と京大生全員については成績も含まれている。情報流出の形跡はないという。 環境大によると、教員は2月13日、研究室のパソコンデータをUSBメモリーにコピーして小物入れに入れて自宅に持ち帰ったが、その後旅行先で小物入れの紛失に気付いたという。同大学は4日までに全学生と非常勤講師に電子メールや文書で経緯を説明して謝罪した。