デザインの根拠 デザインをする時に、何かを根拠にしてデザインをする、ということによく遭遇します。いざそれを根拠に進めてみると、目指していなかったような結果になることもあります。そういった落とし穴にはまらないためには、作り手視点、使い手視点を行き来することが重要です。 数字にしろユーザビリティテストにしろデザインプロセスにしろ、何かを根拠にすればいいものができそうだし、意思決定も楽になりそう、という誘惑があります。 これは作り手視点です。 そのアプローチが本当に良いのかどうかは、使い手視点になってみると、実感を持って捉えることができるでしょう。 幸福の数値化 例えば幸福を数値化する。というアプローチがあります。 デザインは人を幸せにすることがゴールだから、幸福を数値化できれば、それを向上することを根拠に意思決定ができる。 そういった作り手の願望がこのアプローチの背景にはあります。 使い手視点