「良い大学」みたいに言われたとき、それは何を指しているでしょうか。要素としては色々とあるわけですが、最大公約数的な評価は「偏差値が高い(入試難易度が高い)」ところに落ち着くかと思います。偏差値が高く、入学するのが難しい大学ほど世間での評価も上になる、この辺は滅多なことで揺らぐものではありません。 昨今ではそんな入試難易度の高さを誇る大学も推薦枠が増える一方で、真っ当に入学試験を受けて合格する人が少数派になりつつあるなんて話も聞きます。大学の世評は一般入試の難易度の高さによって担保されているにも関わらず、そこに推薦枠で潜り込む人には「ただ乗りだ」とのやっかみの声も聞こえるところ、これは分からないでもないでしょうか。 ともあれ「入るのが難しい大学」の卒業生ともなれば就職活動における肩書きとしては圧倒的、そんな大学に推薦枠で入り込むような要領の良い生徒ともなれば名高い大企業からも引く手あまたかも
