コンピュータによって音楽制作は非常に個人的なものになってきました。ツール類はコ モディティ化され、1万円程度のソフトだけでも、プロが作った音に肉薄することができます。道具を使いきればプロとアマチュアの差はほとんどありません。 もちろん家一件分の設備投資をしているプロの作品との差は同じ投資をしない限り個人として追い越すことはありえません。 それでは道具を使い切って少しでもプロの作品に近づけるには何をすべきか、どうしてそれが必要か、考え方を含めて皆さんの作品の向上に役立てていただけれ るヒントをご提供したいというのが本コラムの目的です。 そしてわたしもまだまだ勉強が足りませんし、間違ったお話をお伝えしてしまうかもしれません。ネタも古いかもしれません。そこを皆さんからのご意見やご質 問をいただくことで、私自身の学び直しの場にさせていただければ甚幸です。 <このページの著者について(flash氏に