レポーター: 誠、あなたは5年と半年をヴォルフスブルクで過ごし、いまチームを去ろうとしています。現在の心境をお聞かせ下さい。 長谷部: もちろん、悲しいですね。長い間ここに居たので。 僕はヴォルフスブルクが優勝したときのチームの一員でした。あるときはチャンピオンズ・リーグで戦い、あるときは残留争いで生き残りも経験しました。その全てをここで見てきました。 素晴らしい時間を過ごせたことを、チームメイトやコーチ、ファン、ジャーナリストの方々に感謝したいです。 レポーター: 移籍を決断したのはどんな理由ですか? 長谷部: 僕が気にしているのは2014のブラジルW杯のことや、代表のことではありません。ここヴォルフスブルクでは僕のプレーするポジションで競争が激し過ぎました。それがとても大きいです。僕は試合に出たい。ニュルンベルクならそれが可能です。一番好きなポジションの守備的ミッドフィールダーとして