2010年5月16日のブックマーク (1件)

  • |マクロファージ|バーチャルラボラトリ

    1995年秋のことである。大勢の3年生が研究室での卒業研究を希望して、話を聞きにやってきた。そのころ私は、以前から気になっていた、死細胞を取り込んだマクロファージのサイトカイン産生を、卒業研究のテーマに取り上げるつもりでいた。調べた限りでこのような研究をしているグループは皆無だったからである。 炎症のマーカーのひとつ、トロンボキサンB2、が産生されない(J Leukoc Biol. 52, 269-273, 1992)という結果は発表されていた。これを根拠に英国のJ Savillらは1993年に、アポトーシス細胞を取り込んだマクロファージは非炎症性応答(nonphlogistic response)をすると述べていた(Immunol Today. 14, 131-136, 1993)。しかしサイトカインを調べた結果はなかった。ただ、私たちが実験を計画した翌年には、GM-CSFが産生されない

    greem
    greem 2010/05/16
    あと elr