2011年2月27日のブックマーク (1件)

  • 新潮社の新刊単行本に、発売後半年間は図書館での貸し出しをしないようにというメッセージがついているという話。

    インクのついた紙の束は、はっきり言って、場所塞ぎである。印刷所で出荷日出荷予定時刻の数時間前から生産を開始されて、出来上がると同時にトラックにのせられた商品は、取次ぎの仕分け所に運ばれ、そこで、全国の書店に向けて、一店舗ずつのダンボール箱に詰められる。このダンボール箱が、再びトラックに載せられて配達される。 去年一年間に発行された新刊は、78501タイトルであり、一日に215タイトルである。去年の一月の時点で、全国の書店数は15500店ぐらいとされている。 単純に、発行部数が15500冊よりも少ないは、日全国の書店には確実に配られないし、都心や人口密集地の駅前店などの立地の良い店には重点配されるから、過去の販売実績を見て、その書店に向いていない商品は、最初から配されないという事もある。初版3000冊程度だと、有名店上位200店舗ぐらいと、発売前から購入予約を入れてくれている図書館

    新潮社の新刊単行本に、発売後半年間は図書館での貸し出しをしないようにというメッセージがついているという話。