さかいとしゆき (Sakai Toshiyuki) @SakaiToshiyuki0 女性を助けない。外国人も助けない。マイノリティも助けない。では、いつか自分が助けが必要になったとき、誰が立ち上がってくれるのか。
映画はあくまで「アニメの続き」 『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』のヒットがすごいとおもうのは、これが完結した作品ではないという点である。 テレビアニメの続編である。しかも完結編ではない。 アニメシリーズが放送されたのは2019年の4月からで、東京では「TOKYO MXテレビ」で放送された。 アニメ『鬼滅の刃』の放送は土曜の23時30分からだった。 土曜23時30分というのはそこそこ人気の枠ではあるが、あくまでMXだし、遅い時間である。全国民に見てもらおうと企画されたものではない。 2019年4月から9月まで26話放送された。 映画は、その続きである。 アニメ26話の最後で“無限列車”が走り出して、炭治郎たち三人は飛び乗る。列車が突き進んでいくシーンで26話が終わる(煉獄さんと鬼の魘夢(えんむ)が少しだけ映る)。 そして映画も、無限列車が走り出して炭治郎たちが飛び乗るシーンから始められる。ふ
11月11日にWebメディア「cakes(ケイクス)」において、『ホームレスを3年間取材し続けたら、意外な一面にびっくりした』という記事が公開された。 この記事は、「cakesクリエイターコンテスト2020」の優秀賞を受賞した作品ということもあり拡散されたが、同時にSNSなどで炎上した。 本稿執筆時点では、記事の冒頭に編集部から以下のような追記がされている。 「※本記事は、ホームレスの方々のプライバシーに配慮し、掲載許諾をいただいた上でお届けします。著者とホームレスの方々との関係性についての説明が不足していたため、2020年11月16日11:28に本欄と本文の一部を修正しました。同17:06に著者からのコメントを本記事の末尾に追記しました。」 記事の問題点を述べる前に、私自身の紹介をしようと思う。 私は普段、ホームレス状態の人や生活困窮者への支援をおこなう「認定NPO法人自立生活サポートセ
『この恋あたためますか』公式サイトより せっかくの純愛を台無しにされた気がして、少し引いてしまった視聴者も多いのではないだろうか。そんな「性教育的にアウト」だったのが、先週放送された、森七菜主演の火曜ドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)第4話のラストシーンだ。 出張帰りに、樹木(森七菜)を家までバイクで送ることになった新谷(仲野太賀)。浅羽(中村倫也)への思いに揺れる樹木を見て、密かに抱いていた樹木への思いを抑えられなくなった新谷は、アパートに入ろうとする樹木を呼び止め、突然キスをして「おやすみ」とそのまま帰ってしまうのだった。 仲野太賀演じる、新谷のこの行動。「なにがダメ?」と思う人もいるかもしれない。実際、SNS上でも「おやすみのキス最高すぎる!」「キュンキュンした」「新谷さん大勝利」という反応も。たしかに、突然のキスは「壁ドン」などと並ぶ少女漫画の王道のようなシチュエーションで
選択的夫婦別姓は選択肢を増やす「だけ」 同姓にしたい人は同姓にすればいい「だけ」 と言うが、「だけ」で終わるはずがないんだよなあ。 私はもう同姓婚してるからいいんだけど。 別姓と同姓が選択可能になった先にあるのは、 「なんで面倒なのに同姓にわざわざしたの?」 「なんで別姓にできるのにしなかったの?」 と言う奴らの存在だよ。 選択的夫婦別姓の主張をする人たちの中に家父長制を否定したい人たちがいる以上、夫婦同姓は「遅れた選択」にされてしまうんだよ。相対的に。 あなたの価値観は古いですね。選べるはずの別姓を選ばずに同姓にするなんて古い価値観に囚われていて可哀想。 同姓にしたい人は引き続きすればいい「だけ」なわけがない。 遅れた奴ら扱いされるんだよ。 冒頭の主張をする人たちは、多分本当に「自分たちに選択肢が増やされたら満足だから同姓婚の人たちに文句は言わない」と思う。 それはすごくいいことだと思う
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