ソフトウェアの組み合わせテスト技法の1つであるペアワイズ法(Pairwise法)(またはオールペア法(All-pairs法)ともいう)と直交表を採用した組み合わせテストケース生成ツール PictMasterの使い方をはじめ、テスト全般のトピックスを掲載していきます。 これまで直交表とPairwise法(All-Pair法)の比較を何回か行なってきましたが、ここで総まとめを行ないたいと思います。 直交表ベースのテストケース作成は、2水準系直交表を利用するHAYST法によるものとします。HAYST法では専用のツールを使ってテストケースを生成することになっていますが、ここでは手作業でテストケースを作成する場合を取り上げます。HAYST法の専用ツールの開発には莫大な費用がかかるため、専用ツールを開発できる企業はごく限られ、直交表ベースでのテストケース作成はほとんどの場合、手作業によるものと考えられ