第7局の夜は、ほとんど寝られなかったので昨日はたっぷりと寝ました。 七番勝負については今後、専門誌などの取材でしゃべることになると思いますが、第4局の打ち歩詰めが大きかったです。大きいも何も、あれを負けていたら終わっていたわけですし。3連敗の時、第4局の対局中はかなり暗い気持ちでしたが、第4局が熱戦になったことで気持ちが楽になり、5、6、は自分でもカド番とは思えないほど伸び伸びと指すことが出来ました。 第7局は何回も負けたかと思いましたが、幸運でした。 永世竜王はすぐに名乗るわけではないので(原則引退後)実感はありませんが、本当に名誉なことです。これに恥じない成績を残すために、今まで以上に頑張らないといけません。 第4局以降、いろんなところで「奥さんの絵が良かったんじゃないですか?」と言われました 「あの△3七成桂はすごかったですね」と言ってくれたのは1人だけで、他多数の方は絵の話。あまり