「すごーい!」「たのしー!」といったフレーズが大流行し、その独特のユルさから「見るとIQが溶ける」というような評価を集め、熱狂的な盛り上がりを見せているアニメ『けものフレンズ』 3月15日配信の『ニコ論壇時評』では、現役の漫画家・山田玲司氏が社会現象を巻き起こしている『けものフレンズ』を考察。「日本人は疲れすぎてるから、ケモノまで戻らないと癒やされないんだ」と持論を展開した。 『けものフレンズ』と『ラ・ラ・ランド』と『君の名は。』の違いとは山田: けもフレすごいね。アニメ探偵がすっかりジャパリパークから帰れないみたいな。ジャパリパークで遭難しているという話ですけど。今回は『けものフレンズ』、『君の名は。』、『ラ・ラ・ランド』と、3作品で比較をしてみようと思うんだけど。 『けものフレンズ』は、幼稚園にチューニングしていますね。『けものフレンズ』というのは、旅をしていますけど。基本的に言ってい