サンディスクは、SSDの性能を示す指標として、「Longterm Data Endurance」(LDE)と「virtualRPM」(vRPM)を提唱している。2008年7月に公開されたLDEと11月に公開されたvRPMは、10月にJEDECに対してホワイトペーバーを提出するなど、SSDメーカーの標準指標となるように働きかけており、早くもサムスンが自社製品でvRPMを採用するなど、業界でも標準指標として扱う動きを見せている。この性能指標の内容について、米SanDisk ソリッドステートデバイスビジネスユニットシニアディレクターのドン・バーネットソン氏に聞いた。 「LDE」で分かる「パワーユーザーが10年使えるSSD」 SSDの記憶媒体であるNAND型フラッシュメモリのデータ保存回数は有限であり、これはSSDの不安材料として取り上げられることも多い。サンディスクは、SSDの書き込み回数を測定