米大統領選を狂乱の渦に巻き込んだドナルド・トランプ(70)。彼の支持者は白人の低所得層とされてきたが、実は世界中の英知が集うハーバード大学でも“旋風”は吹き荒れていた。財務官僚を経て現在は弁護士の山口真由氏が、トランプ支持に走ったインテリ層の闇に迫る。 *** 昨年の夏から1年間、私はハーバード大学ロースクール(法科大学院)に留学していた。トランプが米大統領選への出馬を電撃表明したのは、私が渡米する直前の昨年6月16日のこと。 当初は泡沫候補と思われた彼が共和党の候補者に指名され、ついにはヒラリー・クリントンとの本選に臨むまでになったプロセスを、偶然にも現地で体験したのである。 今回は私自身の経験を踏まえ、ハーバードにおけるトランプ支持者の実態に触れながら、この“現象”について考えてみたい。 粗野で無教養、差別意識を隠そうともしない南部の白人男性たち。これがアメリカ人の抱く、トラン
![“隠れトランプ旋風”が吹いたハーバード大 インテリ学生が支持する理由とは (デイリー新潮) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c836c5c3c9fb472a95533164a0e031e5a643c178/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20161108-00514388-shincho-000-view.jpg)