先日、サルコジ元大統領をはじめとするフランスの著名人約300人が名を連ねる「新しい反ユダヤ主義に反対する声明」がフランス紙ル・パリジャンに掲載されました。 同声明は、近年の反ユダヤ主義を「静かなる民族浄化」であると告発し、これはイスラム過激派によって引き起こされたところが大きいとしています。 また同声明は、「我々の時代だけでも11人のユダヤ人が単にユダヤ人であるという理由だけでイスラム過激派に暗殺されている」とした上で、「イスラムフォビア(イスラム嫌い)」 だと批判されることを恐れてイスラム過激派による反ユダヤ主義の断罪を避けてきたメディアに対しても批判をしています。 ここでは2015年にシャルリーエブド襲撃と同じタイミングでユダヤ系スーパーマーケットが襲撃されユダヤ人4人が殺害されたことや、2017年に65歳のユダヤ人女性が「神は偉大なり(アッラーフアクバル)!」と叫ぶ隣人のムスリムによ