ブックマーク / arecolle.hatenablog.com (3)

  • リベラルとダブル・スタンダード - U.G.R.R.

    リベラルの主張に対する批判類型の1つに、「(リベラルの)ダブル・スタンダードを難ずる」というものがある。「自由や権利の尊重をとなえながら、気に入らない者の自由や権利を抑圧している」という類の批判だ。 まず前提として、こうした批判がされる場合、 事実誤認があって実際はダブル・スタンダードではない 異なる取扱いがもっともな事情がある などの理由によって、そもそもリベラルの側に落ち度がないように感じられることが多い旨は明記しておきたい。 そのうえで、仮にリベラルの側に落ち度があったとして、批判する方(の一部)になお考えてもらいたいことがある。それは、「あなたはいかなる立場をとるのか」ということである。冒頭に挙げた「自由や権利の尊重をとなえながら、気に入らない者の自由や権利を抑圧している」を例にとるならば、「あなたは自由や権利を尊重することに賛成なのか、反対なのか」ということだ。 この点に関して、

    リベラルとダブル・スタンダード - U.G.R.R.
    gryphon
    gryphon 2020/12/14
    満州事変や二・二六を起こした将校から今のコロナ対策・gotoに携わる政府官僚に至るまで、同じことを言うだろう。「我々は高いものをとろうとして、ややよろけたかもしれん。だが批判者は寝そべっているのだ」とネ。
  • 「言論弾圧」が販促に使われる時代 - U.G.R.R.

    千葉麗子のサイン会中止 少し前に、千葉麗子のサイン会が抗議の電話等によって中止になったというニュースがあった。 千葉麗子さんの「くたばれパヨク」サイン会 抗議電話で「開催せず」 有田芳生参院議員「常識的な判断」 千葉さん「言論弾圧だ」(1/3ページ) - 産経ニュース 千葉の『くたばれパヨク』出版を記念して今月12日にサイン会が予定されていたが、抗議の電話やFAXがあったとして中止されたのだという。記事では、「店員さんに恐怖心を与えるような電話が相次いでかかってきたため、書店側が万が一を考慮して中止になりました」などとする千葉のツイートが紹介される一方、抗議電話やFAXの具体的内容として紹介されるのは、「わかってやっているのか?」「ヘイトスピーチにあたるのサイン会が開催されるのは残念だ」という程度のもののみであった。そのため、「恐怖心」「万が一を考慮」などの仰々しい文言に若干の複雑な思い

    「言論弾圧」が販促に使われる時代 - U.G.R.R.
    gryphon
    gryphon 2017/01/19
    昨年はアムネスティ主催イベントでのゲスト登壇中止と復活事件がありhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160929/p3 以前は映画「靖国」「コーヴ」、上野千鶴子や西部邁、山本夏彦の講演などが中止になったり復活したり。
  • 憲法が未完であるということ - U.G.R.R.

    奥平康弘先生死去の報に接した*1。 記事では、「憲法はつねに未完であり、世代を超えていきいきとした社会をつくるために憲法は必要なのだ」という先生の言葉が紹介されていた。 憲法が未完であるとはどういう事か。 この点に関して、先生は『未完の憲法』の中で以下のように述べている。 未完の憲法 作者: 奥平康弘,木村草太 出版社/メーカー: 潮出版社 発売日: 2014/04/05 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログ (5件) を見る 僕はよく、「憲法というものは世代を超えた国民が、絶えず未完成部分を残しつつその実現を図っていくコンセプトである」という言い方をします。「したがって、憲法はつねに未完でありつづけるが、だからこそ、世代を超えていきいきと生きていく社会をつくるために、憲法は必要なのだ」と……。(同書35頁) 「未完成部分を残しつつその実現を図っていく」 それは、憲法典

    憲法が未完であるということ - U.G.R.R.
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    gryphon 2016/12/18
    “自分の体に刺青をすることは自由なのか? その刺青を不特定多数の人々の前にさらすことは自由なのか? 逆に、刺青の人を入場禁止にすることは「表現の自由」の侵害に当たるのか?”(奥平康弘)
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